研究室 Sketch
先生vs学生、絶対に勝てない(?)闘いが、そこに。
大学院生だった折、研究所の駅伝大会で「いやいやながら」走る必要に迫られて以来といいますから、かれこれ30年以上のランナー歴を誇る長谷川先生。毎年、有志の学生さんとともにマラソン大会に出場しています。研究室では師弟の間柄ですが、この日ばかりはライバル。学生さんたちは若さを武器に、「いくらなんでも負けないでしょう」と軽やかに臨んだものの、結果は、長谷川先生に大差をつけられて敗北。「松島ハーフマラソン大会」では参加者にカキ汁が振る舞われますが、最後のほうのフィニッシュとなってしまった学生さんの椀の中には、「カキが見当たらない」という悲劇も。「カキはいっぱい入ってたよ」という長谷川先生の余裕あふれる言葉に、改めて敗北をかみしめたのだとか。
綱引きの先頭で踏ん張っているのは野上先生。学科対抗のスポーツ大会「工明会※運動会」での一コマ。何でも量子チームには、トライボロジーの理論を基にした秘策があり、競技前には綿密なレクチャーが行われるものの、口外は固く禁じられるのだそうです。高度な知見を用いた応用と実践、その好例ですね。


※工明会とは、工学研究科・工学部、情報科学研究科および環境科学研究科等の学生・教職員を会員とした工学部独自の学友会組織。