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大学院年間行事
量子エネルギー工学専攻

量子エネルギー工学専攻博士課程前期2年及び後期3年の課程における年間の主たるコース行事について説明します。
無論これら以外にも研究室単位でのイベントは多々ありますし、インターンシップや留学に行く学生も少なくありません。

尚、括弧内は4月入学/進学の場合の概ねの実施時期です。
10月入学の場合、学位関係のものは概ね半年時期がずれることになります。


入学/進学オリエンテーション(4月上旬)

量子エネルギー工学専攻入学もしくは進学した学生に対して専攻独自のガイダンスを行っています。


オープンキャンパス(7月下旬)

各研究室の研究内容を一般の方々に公開するオープンキャンパスです。 量子エネルギー工学専攻のオープンキャンパスは各研究室が独自色を出しつつも 専攻全体としてまとまっているのが大きな特徴です。 工学部最大級の装置である加速器やプラズマ実験装置などの施設見学、体験型 イベントも数多く用意しています (詳細は オープンキャンパス特設ページ をご覧ください)。
高校生・高専生にとっては大学(学部・学科)選び、機械知能・航空工学科の 1~2年生にとっては研究室選び、他大学の学部生・高専の専攻科の学生にとっては 大学院(研究科・専攻)選びのための場ですが、各研究室の学生にとっては 来訪者に対して研究室の研究内容を説明する場でもあります。 例年終了後は打ち上げが行われています。

   

量子エネルギー工学フォーラム(8月下旬)

六ケ所校及び我が国の核燃料サイクルにおいて特に重要な六ケ所村との交流のための量子エネルギー工学フォーラムを2005年より開催しています。


工明会大運動会(10月中旬)

工学部・工学研究科の全学科・専攻および研究所や事務部など26チームにより行われる、学科対抗の運動会です。 毎年、各所属の栄誉と誇りをかけた熱い戦いが繰り広げられます。競技は綱引きやリレー、三人三脚、ムカデ競走、 借り物競走など例年固定の種目となっており、いかに準備、工夫し、練習を積み重ねるかが勝利の鍵となります。 量子サイエンスコース/量子エネルギー工学専攻は事前講義も含めた入念な対策を行っており、 毎年上位に入賞しています。 とくに綱引きは常に全チーム屈指の強さを誇っており、他チームから恐れられています。 学生のみならず教職員も一緒になって本気で優勝を狙う、大いに盛り上がるイベントの一つです。

   


修士/博士研究中間審査会(11月上旬~下旬)

博士課程の中間審査会は例年11月上旬~、修士課程については11月下旬~に行われます。この後に実施される本審査会の審査員に対して研究成果を発表して、学位論文のまとめ方や研究についてのアドバイスを受けます。中間審査は学位取得の第一段目の審査が行われる場であるとともに、これらのアドバイスをもとにして本審査へ向けて行うべき内容を明確にできる場でもあります。審査員には指導教員以外の教員も含まれているため、より客観的なアドバイスが得られます。この機会によって、残りの研究期間で自身の研究をブラッシュアップすることができます。


進路指導ガイダンス(12月~)

進路・就職担当教授による進路指導ガイダンスです。 量子エネルギー工学専攻においては進路・就職担当教授が個人の志望、適正、素養に応じたきめ細やかな進路指導を行っています。特に就職希望の学生に対しては複数回の個別面談を行っており、多くの学生が第一希望の会社に就職しています。 近年の就職状況についてはこちらをご覧ください。


分野横断セミナー(12月および6月)

分野横断セミナーは基本的に大学院進学/入学後、半年以上経過した学生(前期課程学生(修士)もしくは後期課程(博士)の1年生)が参加するもので、現時点までの研究のまとめと今後の計画を説明するというものです。学会参加のように特定の内容について深く・細かく説明するのではなく、自身の研究の位置づけ、現状、最終目標、それに向けて自身が行うべきことなど、等について、わかりやすく限られた時間でスライドを使って口頭で説明する必要があります。参加する学生にとっては、学位論文として自身の研究をまとめるために、より一段高い視野から自身の研究を見つめなおすことが要求されます。


量子フェスタ(1月下旬)

量子フェスタは量子エネルギー工学専攻/量子サイエンスコースの卒業生の方々と在学中の学生とが交流を行うOB・OG懇談会です。 訪問されるのは約70の様々な企業・官公庁・研究機関などの第一線で活躍されている方々です。 例年2日間にわたって開催されるこのイベントは、懇談を通じて幅広い社会の知識を得ることができる良い機会となっています。 また、卒業後数年の方も多く参加されるので「若手社会人の生の声」を聴くことが期待でき、 特に将来の進路の選び方について大いに役立てることができます。


博士研究審査会(1月上旬)

博士研究の最終審査会です。審査会は完全公開で、30分の研究発表の後30分の諮問が行われます。この行事は学生における研究活動の集大成です。研究発表と諮問を通じて、研究課題の開拓・実践能力、応用能力、コミュニケーション能力、研究指導の能力、研究やプロジェクトのマネジメント力など、多岐にわたった研究者としてのスキルが審査されます。これらの要件を満たしたと評価され、かつ博士論文を提出・合格することで博士(工学)の学位が認められます。 近年の博士研究題目は こちらをご覧ください。


修士研究審査会(2月上旬)

修士研究の最終審査会です。審査会は完全公開で、20分の研究発表の後10分の諮問が行われます。修士課程の目的は講義と研究活動を通じて、研究課題の理解力、基礎的な知識と学力、専門的・学際的な知識、システム設計能力、課題設定・解決の能力、応用展開能力、語学力などを取得することで、これらが審査の要点となります。この発表での審査の合格と修士論文の提出・合格によって修士の学位が認められます。 近年の修士研究題目は こちらをご覧ください。

   


学位記授与式(3月下旬)

無事単位を取得し、また修士もしくは博士研究発表に合格した学生に対する学位記授与の場です。 特に成績が優秀な学生に対しては総長賞、工学研究科長賞、専攻長賞などが授与されることがあります。

   
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